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んちゃって英語ガイド

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NHK文化教室クラス

NHK文化教室新札幌教室のペラペラクラス
アマンダと2人で教えていて
今日は私の担当の最終日。
一人が欠席で5人の非常に素敵な生徒との時間はあっという間だった。

英語をしゃべることが快適になっているレベルで
いつまででも英語で話し続けられる生徒さん。
こんなハイレベルを担当できることはめったにない。

80分にプランを詰め込みすぎ
時間の配分が甘かった。
小樽はじっくり学習したい地域なのに
消化不良で申し訳ない。
反省しきり。

今日伝えたかったことは3つ。
一つ目は
基本的な情報を先に示すということ。
札幌にいて小樽のことを話すなら
いきなり歴史ではなく

交通機関とその料金
そこまでにかかる時間
おりる駅の名前そこからどうするか
など具体的なことをきちっと話す。

2つ目は
”いわゆる”観光名所・名物ははずさないこと。
小樽というと
寿司、運河、ガラスとオルゴールというイメージを持ってくる人が多いので
まず、それに対する紹介はきちんとする。
それに加えて、案内書に載っていない情報を付け加える。
順番としてはまずは目に見えるものから話し
それに歴史の話を加えると話に深みが出る。

3つめは
自分の話したい話題を持つ。
案内書に載っていない情報もこれに入る。
個人的に思い入れがあったり、好きな場所
自分の好きな写真スポット、
美味しいソフトクリームやさん!

今日生徒さんのOさんが話していたことをヒントに私ならきっとこういう。
「手宮の交通記念館には
機関車車庫があってそのレンガの車庫は
北海道庁の赤レンガを立てた平井晴次郎さんの作です。
平井さんは函館に日本最初の水道施設を作ったことでも知られています。」

そして、開拓当時の北海道の函館・札幌・小樽の建築の歴史によって
開拓期に多くの人が留学し最新の技術を持ち帰ったことが話せる。
平井さんはフランスに留学したので当時のフランス建築の影響が見られること
などを話すことで開拓史の一面を描けるのでは。

へーと思うようなことを話す前には基本的な情報はきちんと。
by endoms | 2008-09-03 14:20 | ガイド日記