「コツコツ勉強しているのに英語がなかなか出来るようになりません。
ですが、このクラスで楽しく力をつけたいです。」
某英会話学校の英検準1級クラスの開講日、
生徒の50代某大手旅行会社札幌支社長の自己紹介。
私はピシャッと
「コツコツでは英語は上達しません。
それに楽しくやっている程度では、力がつきません。」
といったそうな。
とほほ
まったく覚えがない。
彼はクラスをじきにやめたが、
1年後、私の個人レッスン生徒となった。
クラスで彼の言葉に私はこうコメントしたそうだ。
コツコツではなく
あるときはボウボウと炎のように、
ゴウゴウと機関車のように勉強し、休息。
英語は筋トレですから、筋肉にいったん負荷をかけなきゃ!
そしてその後、休むのがコツ。
軽く映画でも見て。ただし、洋画よ。
楽しいのはいいんだけど、
”コツコツで楽しい”はやらないのと同じかも。
ゴウゴウ勉強が楽しくなってね!
彼は私の言葉を1年間考えて、
覚悟を決め、
それから約2年間、月2回の個人レッスンを継続した。
この時の生徒に対する思いやりのなさは
恥ずかしいが、
メッセージは正しいと思う。