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んちゃって英語ガイド

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函館山の裏側へ

ジョーンズ先生に教えられるまでまったく知らなかった。
碧血碑。
どうしても行ってみたかった!


ロープウェイが映り込むおなじみの正面ではなく、
函館山の裏側にある。
凾館研修2日目の朝に
谷地頭まで市電に沿って運転し、
立待ち岬とのサインに従って、
それはそれは細い住宅街の道を上る。

住宅が切れた坂の上には墓地があり、
墓地を通ってさらに少し進むと崖の縁に石川啄木一族の墓があり、
坂を登りきると視界がパッと開けて、
立待ち岬。
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函館山が崖になって海に突き刺さる。

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凾館が左右を渡島半島に包みこまれながら、
津軽海峡の対岸に本州を見ているのがよくわかる。


あっ イカを発見!山の上までよく来たね~。

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ここからいよいよ碧血碑へ行く。

緊張するな~。なぜ?

函館山の中腹を妙心寺に下りる道に沿って車をすすめるるとすぐ
碧血碑の入口がある。
車を止めて小道に歩き入る。

オオウバユリやネジバナ、シダが灌木や背の高い広葉樹の足元にある。
道路にはところどころぬかるみ。
雨が降ったのか?

そういえば、
昨日の夕食会では、
凾館山はいつも海霧に包まれていることが話題になっていたっけ。

いつも雨の乾きが遅く、湿気があるのだ。
藪蚊が大群で生息する中を、
まつわりつく彼らを払いのけながら先に進む。
きっとボコボコだね。私たち。
この蚊達が吸う血の色は碧色? なわけない・・

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ここでは毎年6月25日に慰霊祭が執り行われるという。
土方歳三ら 幕府方の死者 800名が祭られている。
「義に死したものの血は3年たつと碧くなる」
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私は箱舘戦争の事を知らなすぎだ。
ジョーンズ先生はなぜこの碧血碑に強く心揺り動かされたのか?
その謎解きをしながら・・・
静謐な厳粛な気持ちになる。

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by endoms | 2009-09-18 00:13 | ガイド日記