イヤー大変なんだわ。
プールのロッカールーム。
昔からの仲良しのSさん。
藤色の色留袖があるの。
裾から胸にかけて大ぶりのボタンの花が描かれているのよ。
昨日、友人に着付けを教えてもらった。
2月にカウアイ島で行われる長女の結婚式に着るのだそう。
袷?ハワイで袷の色留め袖?
無理無理!
汗だらけで大変よ。
ウン、ムームーを着たいといったら即却下された。
Sさんの夫はアメリカ人。だから、娘はハーフ。
娘の夫になる彼は 日系アメリカ人でクオーター。
ハーヴァード大卒だそう。
カウアイ島での結婚式に
なんと100人に招待状を出したという。
アメリカ8割日本2割。
娘は振袖を着る。
両方の母親には是非着物でというのが二人のたっての願い。
面倒よねー。
といいながら、彼女は着物一式を持参する。
自分で着付けられるよう練習を重ねるという。
「ママも面倒な思いするから 絶対
わかれないでよ!って言ってあるの。」
世界を旅した二人には強い日系へのこだわりがあるらしい。
日系であることへのこだわりは
普通の日本人である
うちの息子達には無い。
1月のハワイでの結婚式は15名で簡素に。
札幌、東京、香港、ジャカルタから家族が集まる。
着るもの?何でもいいよ。
爽やかな風の通る浜辺の教会だから
カジュアルで。だって。
留袖着ようか?って聞いたら 笑うだろうな。