んちゃって英語ガイド

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やっぱり仕事は断ろう。

調子に乗りすぎていた。

ガイドの仕事が面白くて
大学の授業は本当に教えたいクラスに絞った
そしたらボンヤリしていても
あらら

いろいろ仕事のオファーが来る

ラッキーだね。
で、
金曜日は午後から4日間びっしり仕事
授業はない日だから良いけど。
同日に函館に移動して函館と小樽と
エージェントから2日間の仕事の電話が入る。

「先日の仕事で初めてお会いしたんですが
ぜひやって欲しい。」

~~なんて上手い頼み方。

つい 
良いですよ。
て言ってから。。。

あっ 授業と重なる。
調子に乗りすぎている。
休講はしたくない。
生徒に迷惑をかける。
かなり反省して、

やっぱり仕事は断ろう。
本末転倒な無責任な心の向きになっていた。

かなりいい加減な気持ちに気づかせてくれたのは夫の一言。

大切なもの なに?


う~~ん。
いろいろあるけど。。。
仕事が100%ではないはず。
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by endoms | 2012-05-30 22:27

左手だけで巻いたアイス

下見にいった塘路の駅でも
ガイドですから
トイレをチェックしようよ!

駅前広場を横切っていると
掘っ立て小屋のようなアイスクリームやのおじさんが
「どこからきたの? どこにいくの?」

ええ トイレ。。。見に行くの。


洋式は一つだけね~。
でも清潔。
良いね


下見を終わって
帰り道にもニコニコみている

看板には
ソフトクリーム
イモダンゴ


イモダンゴ  おいしいかも。

おじさんイモダンゴください。

一皿を買って二人で半分こ。
ああ このイモダンゴ美味しい!


おじさんは限りなく人懐っこい。


どこから来たの?


脳溢血で右半身が不自由になったという。
右手は利かないけどなんでも左手だけで出来る。
こうやって仕事が出来るだけでもありがたい。


ラッキーでしたね~。
病を克服して右手が不自由になっても笑顔で仕事が出来てるなんて。
おじさん素敵!
私達 二人とも英語のガイドなんですよ~
今日は仕事の下見。



おじさんはアッ
良かった!

じゃー
これなんて書いてあるか教えて!


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ゴゾゴゾ レターラックから英語のかかれたカードを取り出す。

数年前に送ってきたんだけど
なんて書いてるかわからなくてね~~
そのままなんだ。


「こんにちは!
おじさんに約束した切手を送ります。
もう忘れているかもしれないけど約束だから。
ありがとう。お世話になりました。」


台湾の人だね。
きれいな切手が同封されているね。
うれしいね~。

おじさん葉書ある?
私たちが英語で返事を書いてあげるよ!


おじさんは嬉しそうに
ええ でもはがきなんて無いけどね。。

友人が、
じゃーまた来た時にはがきを持ってきてあげる
そして書いて出してあげるよ!


じゃ~~ね!
おじさん元気でね!!!
おじさんの前向きさに力を貰ったよね~~

帰りかけるとおじさんは

待ちなさい!

大きな声で私達を引き止める。

うちのアイス食べてって!
売り物だから普段はおごったりしないんだけど。
ぜひ食べてって!

わあ  うれしいけど・・・
いらないわよ。

少し前に山葡萄のアイス食べたばっかりだし・・・寒いし・・・
イモダンゴでポカポカ お腹もいっぱいだし・・・


そういうまもなくコーンにアイス。
ハイと差し出してくれる。
左手だけで、こんなに上手くアイスが巻けるんだね~~。
おじさんすごい。

おじさんの気持ちと
さむーい午前中に2個目のアイス
・・・・複雑

アイスは濃厚でとっても美味

う~~ん

やっぱりうれしい。。門屋さん ありがと!
冷たいのにあったかい!
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by endoms | 2012-05-29 22:36

釧路 雨でも湿原

釧路の友人の車で鶴居村の探鳥会へ
雨ですね~。
カッパを着て傘を差して
友人の友人と一緒に参加

ガイドさんが熱心

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ああ このオオジシギたちは今求愛の舞をしていますよ。
春に番って
ここで子育てをして
秋には6ヶ月の雛を連れてノンストップでオーストラリアに渡るんですよ。
10-15日間、9千キロのたび。

この時期だからアオバトもいますね
それに
仙台・・・(忘れた。。。)
チヨチヨビーって鳴いてるんですよ~

ハシブトガラスはくちばしが太くおでこかあかあと澄んだ声
ハシボソガラスはくちばしが細く ガアガアと低めの声

えええ?
探鳥会って鶏の声尾を聞き分けるところから始まるの~?!

最初に札幌からの参加者と紹介されたので
さぞかしの 鳥ジョ かと思われたのに期待を裏切ってごめんね。

しかも、鳥はなぜ鳴くんですか?って言う質問をして失笑を買ってしまった。。。
なぜ鳴くんだ?



オオバナノエンレイソウって本当に大きい
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エゾサクラソウも

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マンチューリアンクラブも

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エンゴサクも残っている



これで2時間の探鳥会は終わり
みんなご苦労様 いろんな鳥の名前を聞いたけど 覚えるのは無理だな



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コンビニのランチで
午後は北斗遺跡へ

縄文時代から人がすみ始めたこの場所に
擦文時代の住居が復元してある
ずっと前からみたかった。

保存館
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雑木林を抜けて復元住居へ
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虫や湿気、カビを防ぐために火は絶やせないという
いぶされながら話を聞き

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遠い過去の人を思う。

このころは屈葬なんだよね。
それがアイヌでは直伸葬に変化する
それに土器が姿を消し鉄器に置き換わる

あまりにも変化度が極端すぎる
何か中間にミッシングリンクがあるのではないかと思ってしまう。

少し雨は小ぶりだね
温根内木道を歩くのに良いね。

アイヌの専門家という人も加わり
話は多岐に及ぶ

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つづく^^^
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by endoms | 2012-05-28 21:44

釧路はおいしい~

先週も仕事できたばかりなのに
また来ています。 釧路

探鳥会 湿原散歩 北斗遺跡  博物館

いろいろ見たいところがたくさん

夏に釧路の仕事がいくつかあって下見をしたいので
むりくり来てしまいました。

本当は準備をしなければいけない仕事があるんだけど。。。

まあ いいさ。
どうしても行きたいと思ったんだから。


でもね。
ものごとには何か意味があるって
ほんとうよね~。
来る途中の列車は指定席が満席で自由席
しょうがないか とおもってたけど
それにも意味があるのよね~

混んできて途中から乗ってきた人が臨席に
あらら すみません。あの~~英語小さいけど声出して読むんで変な人と思わないでくださいね~~
しばらくして
その人と話してみるとこれがまたいい人で
韓国に6人で行って帰宅途中という。
その中の4人と
じゃ~晩御飯食べましょうよ!

釧路の良いところを教えてあげるから。


わ~~い。
まずはその人のやっているスナックでビールで乾杯!

いろいろ探して、

あっそうだ 友達の店に着ましょ。

そして釧路でも敷居が高いといわれてるらしい

『絹』でみんなで晩御飯

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かんぱーい!
新しい出会いに感謝だね~。
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カニのサラダに
海鮮チラシ
これってありえない大きさでしかも 3千円

お店の女主人は
「これって赤字なんですよ~ 」っていうけどなるほど。
バフンウニ も上物。

トキシラズの焼き物に
お酒はやっぱり北の勝

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それにクジラの刺身

これが何とも言えないほどの美味で
初めてでした クジラを美味しいと思ったなんて!

釧路は本当に何を食べてもめっちゃ美味しい


でもこれは下見 ふふふ  仕事ですってば。
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by endoms | 2012-05-25 23:29

This is Japan!

何と 誇らしいんでしょ!

このところ気に入って連発している文がThis is Japan!


This is Japan の使い方その1

旭山動物園で 『カメラを忘れた~~!」って焦っている人に

あらら
たぶん見つかるわよ~
後で聞いてみてあげるから!
溝と草むらに落ちたのでなければ誰か届けてくれるんじゃないかしら?



え~~????
見つかりっこないよ!
まさか~~

イギリス人、タイ人、の一家が一斉に見つからないだろう! って言い張る。


え~~ Kさん (バスの運転手さんです) 見つかること多いですよね~?
と聞くとKさんも
多分見つかるよ、テーブルとかに忘れたなら!

え~~?!!ほんとう?



疑問の声をねじ伏せたのは

This Is Japan!

これって、三戸ご老公の印籠だよね。

はは~~
なんかみんなが納得した。

で、ははは
実はカメラはバッグに入っていて、実証が出来なかったけど。。。



同じグループが生チョコをたくさん買ってホテルの冷蔵庫に忘れちゃった。
次の夜に気がついて
私に電話が来た。

「チョコレートを冷蔵庫に忘れたので聞いてみてくれるかしら? 多分もうないと思うけど、。。」


あら あるわよ。


This is Japan!

で、翌日、
無事にチョコは家族の手に戻った。


さらに同じ家族
公共施設のトイレの綺麗さにびっくり
この施設はある国際大会用に開設されて、会議が終わった後は無用の長物。
巨大なトイレに化したのよ~~。

それなのに、清潔で生花なんか飾ってあるじゃん!
 This is Japan.



This is Japan だい2の例。

この間の函館の仕事


朝市にはいろいろな食べもの。
サキイカを作る機会がフル稼働。

サアサアと試食を進められる。
こんなところで食べても大丈夫?
みんな不安げ。

大丈夫だってば! This Is Japan!

みんな食べてました。

第3の例

やっぱり函館。

雪が降るというのにこの辺の家は平たい屋根だけど。。。
傾斜付けないの??


This is Japan!

そんな事ちゃんと考え済みですってば!
屋根は内側に傾斜していて、溶けて流れた水は樋に流れるのよ。



でも屋根に傾斜があって雪が落ちたら
落ちる先は隣の家!
面倒な事になるのよ~

ははは
This is Japan.だわ。


第4の例

この前の釧路の仕事

この絵葉書をスイスに送りたいんだけど。
ほら 鯛の形をした厚手のプラスチックのはがきって日本でしか手に入らない。
でも、日本から投函しないと意味がない!
郵便局に行きたいんだけど、時間がないし。

というので、ランチを食べたホテルのレセプションへ。
国際郵便の切手代を調べてもらい。その金額を渡し、投函を頼む。

そして、、バスに戻りしなに
「中国でも、ベトナムでも はがきを頼んで投函してもらったけど 一度もスイスについたことがない。きっとまた着かないわよね~」

えええ!!
とんでもない!
きっと着きますよ!
ホテルの人はネコババもしないし
郵便システムだってちゃんとしてる!
This is Japan!

そう だよね!って相手は納得。
日本は信用できるよね。



そうなのです。
どうかきちんと葉書がスイスに着きます様に!

This is Japan なんですから。
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by endoms | 2012-05-22 22:32

かわいい仏たち

マニアックな小樽ってどうでしょう?

車がひっくり返りそうな急坂を上って
五百羅漢さんを見にいく。
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風は強いし雨模様。

う~~ン。前に来た時とは様変わり。
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石段を登って。
境内に入ると石仏たち
ああ かわいい。

円満そうな顔だったんだろうね

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じっとしてられないのかなこの子は?

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五百羅漢さまがいる本堂といえば・・・
予算がないのだよね。
まあいいさ

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玄関にはり紙


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わっ 内部は以前の100倍も素晴らしくなっている。
明るくて広くてそれぞれの羅漢様たちの表情が良く見て取れる。
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室町時代からの長い歴史を持ってみんなはここにいるんだよね。
随分な様変わり。

せっかくこれまで残されてきたこの羅漢様たち
お気楽に
のんきに
そして怒り、悋気、吝嗇、鈍感、怠惰
ああ いろんなひとがいるよな~~~
昔も今もね。
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by endoms | 2012-05-12 21:31

札幌でイチゴ狩り スノーベリーファーム

これはな~~んだ?




はは
もちろんイチゴ
G3という種類だそう。

仕事の下見にスノーベリーファームへ。

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札幌南区豊滝 石山通から2キロ入るとそこはもう田舎の里山みたいな景色。


私の家の近所なので、お客さんを連れてくる前に一度下見
電話をすると どうぞどうぞ と

食べ放題1時間で1500円は高いかもと思っていたけど

到着

社長さんに案内されて
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あちらは温室ですよ。
8棟が食べ放題用。その他に出荷用が別にある。
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温室を見学
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車椅子対応の広い通路

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イチゴ狩は6月がピーク。
連休から開園で、10月ごろまではやっているという。
札幌から近いから、便利。

今日の営業は終了して
こんなに赤い実があるんだけど
イチゴ狩りのお客さんをたくさん断ったの。
十分食べられないかもしれないってみんな言うから。。。

これはG3
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これはサマールビー

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低農薬で育ててるから洗わないでも食べられるのよ。
う~ん 甘い!

花もかわいいし
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来週が楽しみ!
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by endoms | 2012-05-06 16:51

青い池が整備されてた

美瑛の青い池

数年前に言ったときは、大きな看板もなく
駐車場も狭く
もちろん人も少なく

すっごい穴場と思ったのに

2-3日前に息子達と行くと
看板は立ち

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広い駐車場ができ
池への道は幅広く整備され砂利がしかれて

直接はお金の落ちない観光ポイント
だけど
通過点のアクセントとしては人を呼び込む効果は十分
だよね~。

富良野どまりの人を美瑛まで呼び込むかもしれないよね
そして白金までも

そんな話をしながら行くと

やっぱり
池はたくさんの人で賑わっていた。

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水分中のアルミニウム成分がコロイド化して、
そののパーティクルに太陽光が当たる事で池自体がブルーに見える

だったら雨の日はどうなんだろね。

でも
それでもきれい
緑色がさして。

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もともとは
1925年に144名の死者200名以上の怪我人を出し、
その後も何度も噴火する十勝岳噴火に備えての砂防目的の堰堤

水がたまり、強い成分で水中で唐松が立ち枯れている

地球上の自然界の色はアースカラーといわれる茶から緑の色

ブルーは空の色を映し込む以外、自然界に存在するときは人間の健康には害であるのが普通
だから、先住民にはターコイズブルーは神聖な色となったんだよね。
この水の成分は魚がすめない猛毒だよね。
このカラマツは植林された木。
日本は17世紀から持続的に行われてきた森林再生が成功したまれな国
北海道は木の伐採と同時に植林が行われた林業の成功例だよね。

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川上に見えるはずの十勝岳は雲の中。

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それでもきれいだけど
ここではさらに駐車場整備中

ラベンダーシーズンは恐ろしい混雑かもしれない・・・


でもきれい
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by endoms | 2012-05-05 22:51

廃墟 に心惹かれて。

遺跡 産業遺跡がみたいと。

三笠で高速を降りて市内を抜けて

ぁ あった 炭鉱住宅跡

いいね。
ワクワクする。

横を見ると不思議なコンクリートの物体。
鉄道の橋脚?

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これは面白い
廃墟探検部のみんなで盛り上がる!
この辺は宝庫だよ。


幾春別の住友本別抗の跡

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屋根の上には木が育つほどの年月がたち
昭和35年閉山

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でも、究極の産業遺産は観光遺産かな?

北海道にはたくさんあるよ。
そうだこの近くにはカナディアンワールド 。

昔は大好きな場所だった。
数回家族で行っている。
自然で、地味で本物志向で。
でも、今は無料開放の公園。

芦別についてから道に迷い
ついたのはかなり遅い時間。

坂ノ下にある湖の側の街は闇に沈むころ。

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今度は明るい時に来よう!


ある時代の人間が働き、感じ、生活し、生きた
その痕跡が伝わる

廃墟は産業遺産は力のある場所。
一度 はまってみて!

う~ん ガイドの仕事にはなかなか結びつかない・・・
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by endoms | 2012-05-03 23:39

アイヌの秋

数年前
メチャクチャ忙しいスケジュールで暮らしていた。
毎日 仕事をして 土曜日まで仕事


ある時

仕事を半分に減らした。
いろいろな親切なお誘いに全部ノーと言って。

自分の中のワークライフバランスが崩れていると思ったから。


でも、読書量はなかなか増えない。
馬鹿になる一方?

そんななか久々に面白い本を読んだ。
『アイヌの秋』
東京在住のチェコ人の著者が、北海道のアイヌを見学に来た顛末が記された1912年の記録。
ヤン・ハブラサ著
訳本出版は1988年


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大学時代のテキストだったホイジンガの『中世の秋』とパクリタイトル。
著者の伝えたいムードは同じ?
と思ったけどどうも違う。
ルネサンスの繁栄の中に中世の終焉をみたホイジンガ

それに対してこの著者がみているのは
バチェラーの言葉で」もう滅んでしまった民族」の残滓。残照。

20世紀初頭の学問的常識 アイヌ人プロトコケージャン説を標榜している

ただ旅行記として読むとメチャクチャ面白い。
20世紀初頭の北海道旅行者の異文化体験。
その視点は外国人が日本を観察し その目と重ねて異相のものとして北海道をみている。
植民地として外地としての位置づけだった当時の北海道。


ガイドトークにも使えそうな
利根川はアイヌ語のタンネ 長い皮

富士山はフンチ 火の山
能登半島は ノットゥ (海に突き出した岬)



面白い文化的考察もある
白人でありながら非アーリア的視点を持つ著者ならでは。

日本の文化と日本人は密接に結びつき
日本人は
自分の周囲に無意識に習慣化した霊感を持つ
それがキリスト教によって民族としての魂の段階から切り離された西洋人との大きな違い


日本の畑、道、村は自然に逆らってではなく自然の中から成長してきたような印象を与える。
だから、工場労働者、農民、学生と知識人が対立するものとして存在するのではない。
物事の形式の中に魂を感知する生まれつきの力によって結ばれている。

ほらね。こんな序章で始まる旅行記が面白くないはずないでしょ!

それに当時、噴火湾をは森から室蘭にわたるには6時間かかったことや
登別温泉は湯治場で素朴な旅館が点在し、打たせ湯やアツ湯が地獄谷のそばにあったこと。地獄谷からはシューシュー湯気が出ていたこと。
著者が撮影した写真がたくさん掲載されている。

それに何よりもアイヌ部落で宿泊しての体験談。
家がシラミだらけだったって言うけど、当然だよね。
ちょっとウンザリした感じも。

日本と北海道はいかに乖離していたかも、外国人の視点なら見えやすいのだ。

実感がこもっていてすごい。
一気に読み終わる。
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by endoms | 2012-05-02 23:21