んちゃって英語ガイド

endoms.exblog.jp
ブログトップ

<   2008年 08月 ( 40 )   > この月の画像一覧

眠らない街 ロンドン

真弓さんに借りていた携帯電話を返しにナショナルミュージアムへ。
セインスベリーウイング。
あの美術館ではこのごろよく通う場所。
昔は印象派だけが見たかったけど、興味の範囲は広がるもの。

このウイングには
15世紀から17世紀の、西洋絵画の夜明けから
ルネサンス前の作品が集められている。
宗教画がほとんど。

何よりもすばらしいのは英語オーディオガイド。
展示作品の多くに詳しい説明がされる。
私は宗教や美術史の知識がないので、
行くたびに少しの時間でも借りるが、
そのたびに感動する。
収録時間が長いので真弓さんでさえ全部は聞いたことがないという。
英語に比べて日本語の音声ガイドに収録されているのは限られたものだけ
というのが納得いかないが。

仕事中の真弓さんに周辺の絵を見る最適の場所。
美術史家の言うことは鵜呑みにしないことなどのレクチャーを受ける。
小1時間も立ち話。
「ボッティチェリの絵を眺めながらの仕事って夢見たいね。」
交代にやってきた男性に言うと、
「イヤー、絵を見ているだけの仕事って飽きるよ」ともったいない事を。

いつか本物の持つ力に彼も心打たれて、
自分の仕事の幸運さに気がつくといい。

美術館の監視の仕事はあくまでも作品の盗難・破損を防止するためという。
「火事になってもね。
お客さんが全ていなくなるまで避難してはいけないことになっているの。」
すごいね。タイタニック号の船長さんみたいだね。
ううん。でも理由は違うという。
人命重視ではなく、作品盗難防止。
客がいなくなるのを確認し、作品の盗難を防ぎ、保護するという。

なるほど、
芸術家は死ぬが、作品は永遠の命を与えられ数百年後の人間を感動させる。
この美術館に展示されている作品は、全て死んだ人間が後世に残したものだ。

今日の夜パオさん、ジュリアと見た芝居「アフターライフ」のメッセージと重なる。
自分が存在したことを作品で残したいと願う劇作家で俳優の物語り。
死神が舞台回しの役割を果たす。
エブリマン という声が聞こえるとその人は死ぬ。
周囲の人には聞こえない。
でも、その声が聞こえるときが誰にも必ずやって来る。

オーストリアの豪邸が舞台でヒットラーの頃。
主人公のほかに、秘書、妻、弟、メイド、運転手、執事達、司祭、ヒットラーの軍人などが出てくる。
登場人物の立ち方、せりふの話し方も昔の様式。
パターンや動きが美しい。
2階席のトロンボーンとトランペットの奏者が効果音を演奏する。
ユダヤ人の血を引く主人公が、有力者に気に入られ成功し、世界的な名声も手に入れる。
その後興行に失敗して借金を抱え、ヒットラーに追われ国を去り、苦境を経験。
後に、また名声を回復する。
しかし、まもなく死がおとづれる。
栄華は一時的なものである 人は死に帰する。
という永遠のテーマだ。

話は十分理解でき楽しめたが、
ライムする古い英語(Thy、thouなど)の詩の朗読や
登場人物の早口のせりふが重なるとさっぱりわからない。
ジュリアが心配そうに
「詩のライムわかった?」
それは無理。
15世紀ぐらいの英語でライムの方法も古式だ。
学校で習って暗記させられた という。
それどころじゃない
普通のせりふが聞き取れないことも。。。
外国人の限界だからしょうがないけど、
もう少し英語が出来るようになりたい!

お芝居が終わって外に出ると、
ナショナルシアター前で消防自動車を打ち上げ台に使った花火大会。
イギリス人は可笑しなことを考える!と笑える組み合わせ。
消防車が火事になったのかと思ったわ。と警備員にジョーク。

夜11時のミレニアムブリッジの周辺ではダンス、コミック、ビアパーティーが。
ちょうど夜風が気持ちいい。
すごい人の数。
近くのレストランもパブもびっしり。
テームズ川を下るボートも満員。

ロンドンは眠らない街らしい。
[PR]
by endoms | 2008-08-31 08:50 | 自分の旅

えっつ そんな!


お土産 お土産
今日は買い物を楽しもう!
買い物って思ってたら、自動的にノッティングヒルに来ていた。
何てお馬鹿。
何考えてんだろうと思いながらも、ポルトベッロのアンティークマーケットをみる。
前はスペイン人とポルトガル人のクラスメートとわいわいいいながら冷やかした。
アンティークを見るのは楽しいけれど、人ごみもすごい。
先週はフェスティバルだったからか、
今週も異常な混雑。
当然買い物どころではない。
前回ここで買った白に紺の花柄のピルケースがいいかなーと思ってきたのだが、
今回は似たようなものを見ても心が動かない。
私の予算で買えるのはジャンクのジャンク。
V&Aで目が肥えたのかな?
ウェッジウッドが10ポンドぐらいと安く売っているがピンとこない。
安っぽいだけ。
美しいと思った古い2センチぐらいの銀のブローチは100ポンド。2万円。
良いけど 買っても使わないだろうな。
集めることには興味がないのが残念。

2時間ぐらいで、
結局何も買わずに中心部に戻る。

やっぱりデパートかなーとオックスフォードサーカスの辺りのお店をのぞく。
H&Mは超人気のよう。
日本も頑張ってる。
無印もユニクロも目抜き通りにあるし
回転寿司の店も増えたし、
昨日はなんと京都の和菓子屋の支店まであった。
M&Sで80歳ぐらいの老婦人が素敵に試着していた真っ赤なセーターを私も試着。
クッキーと紅茶のお土産を買い。
地下鉄で帰る。

最寄の地下鉄駅が工事のため閉鎖で、
隣の駅から歩くので大変。
延々歩き、近くのスーパー、waitroseでさらに紅茶などを買う。

ジュリアのスーパーマーケットランクで上位は
ウエイトローズ、M&S、テスコとセインスベリーの順だそう。

ホテルに戻りなかなか来ないエレベーターでトロトロ3階に上がる。
荷物が重い。
部屋に戻ろうとする。
3階担当のハウスキーパーが血相を変えて呼び止める。

「あら、今日チェックアウトの筈でしょ!フロントの人が何度もチェックしに来ていたわよ。11時よ チェックアウト。レイトチャージがかかるかも。もう一泊するなら別に費用がかかるわよ。空き部屋はあると思うけど。」

オッと待ってくれ。

何事?ホントにこんなこと起こっている?
エーチェックアウトは31日よ。
というと彼女の書類では30日だという。

部屋のキーは開かない。
無効?
えっ 私、今日のチェックアウトなの?今日の飛行機?
これからなら間に合わないかも。
あと2時間ではヒースロー空港にはいけない。
最悪、タクシーなら?
呼んでもらって値段の交渉をしよう。

のんきにアンティークを見てるから。と後悔。
一瞬のうちに人間は色々なことを考えるものだね。

荷物をハウスキーパーのオフィスに置かせてもらって、フロントへ。
多分血相が変わっていた。

「ごめんね。どいてね。飛行機の時間が!もう間に合わないかも!」
叫び、待ってる人に謝りながらもかき分け フロントに、状況を説明。

手持ちの種類は部屋だし、
ひょっとしたら私の勘違いかもしれないし。
とにかく部屋に入って書類を確認しなくては。
飛行機に遅れたら、もう永住しかないし(ないない)
あせった。

係りもびっくりして、妙に迅速に行動。
やれば出来るじゃん。
仮のキーを受け取り、
走って部屋に戻る。
エレベーターの遅さが3倍に感じられる。
部屋で震える手で(!)書類をチェックすると
 ほら やっぱ 明日ジャン!

ひっどーい。
予約番号の入った書類を持って、うんと不機嫌にフロントに行く。
ひどい!あんた達の間違いジャン。
びっくりさせてくれて。

パソコンを調べて自分達の間違いに気付いてもさらっとソーリー。
良かったね 飛行機が今日じゃなくて!
そりゃ 良かったけど。。。
書類の8月30日の0の上に鉛筆で1を書いて「ハイ」って手渡しておしまい。
アーどっと疲れた。

この20分間のドキドキ感。
どうしてくれる!
美術館へ行く元気も全部使っちゃったかも。

私も大きなミスを犯していた。
チェックインの書類が30日となっていたのを見ていなかったのだ。
最初に指摘しておけば、
起きなかったこと。
それにしてもこのホテルのお粗末なミス。
今回のたびの2度目のドッキリ。
2度あることは3度ある?
I hope not!
[PR]
by endoms | 2008-08-31 08:43 | 自分の旅

あと2日で札幌に帰る

再びVA美術館に。
ガイドツアーを取って
韓国とイランの美術品を中心に見た。
説明を聞きながら見るのはさらに作品の理解が深まって非常に楽しい。
韓国美術品の美術史上での位置づけを聞かなかったら自分では興味を抱きそうにもない。

長袖で出かけたら今日はロンドン暖かい。
周りの人はノースリーブ
そこまで暑いかな?
ホテルに戻って半そでに着替え、
ブルームズベリーのモールでグリルドチキンのランチ。

午後はロイヤルアカデミーで開催されているハンマースホイの展覧会に。
19世紀後半から20世紀前半に活躍したデンマーク人の画家。
展覧会はThe Poem of Silenceというタイトルの通り、
静謐で抑制された作品。
ほとんど墨絵の世界。
彼は自宅のアパートでインテリア、窓から見る景色、妻の後姿をひたすら書き続けた。
ヨーロッパを広く旅しながらも、
外の世界ではなく自分の領域、自分の身近な世界を描き続けた。
妻の肖像画は美化することなく、あるがままを現実的に描いている。
「よく知らない人の肖像画はかけない。」というように、
彼の描く作品は全て自分の愛着のあるもの。

部屋の中の家具の配置を変えて60点の同じテーマの作品を描き続けたという。」
何という制作姿勢だろう。それを支えモデルになった画家の妻も。
ベットルームの窓で外を眺めている女性を描いた絵は
モラルが退廃的だとして展示を禁止されたという。
ひっつめ髪で、黒い長い服で、ベッドもきれいに作られていて
昼間の光。
ビクトリア時代のモラル観がどれほど、狭いものだったか。
パオさんにあとでこのえのはがきを見せながら、
この話をすると大うけ。
現代人は全員モラルコード違反ね。。

彼の作品は
何よりも直線が美しい。
建築の図面のようなストレートな線で表す窓、屋内、建物。
その美しい線を補うような、輪郭のまるい、雄弁で存在感と重量のある女性の後姿。
思いを表現せずに言葉を背中に抱えている。
フェルメールのようなドメスティックな題材は日本人受けがする。
きっと彼も日本でも有名になる。
(もしかしたらもう有名かも。私が無知なだけで)

ワインを手土産にパオさん宅で夕食。
美術館から歩いてすぐ。
彼女のアパートの向かいのクエート大使館では大きなパーティーらしい。
黒塗りの車、黒のフロックコートを着たドアマン。
映画の世界だなー。
窓から眺めていると食事が出来た。

彼女が作ったのは
グリルスペアリブ、野菜4種類、魚のスープとご飯。
中華、英国? わからない。
ガーリックのきいたスペアリブも、いためモヤシの香酢和えも絶品。
アメリカ大統領選挙とブラウン英首相の不人気さが話題。
マケインのラニングメイトがアラスカ州知事の女性なんだ!
パオさんもジュリも政治好き。

共和党の戦術勝ちになるかもしれないね。
女性票が流れる可能性も。
ヒラリー支持者が彼女を支持する可能性もあるね。
アプルーバルレイトは80%を超えているという。
フェラールさんもそこまで人気じゃなかったし。

イギリスの労働とのスキャンダル、税率改訂、介護状況、年金と保険
話題は真面目になる。

ベシャベシャしゃべって食後に、
やっぱパーティーだよねとパオさんが駄々をこねて皆でVAへ。
おしゃべりしてよう。もう面倒だし。
パオ三はどうしても私を連れて行きたいという。
前にも連れて行ってもらったよ。といってもそれでも行くという。
まっいいか。 黒の箱タクシーで。

VAは金曜日は10時まで開館。
月末の金曜日はパーティーが開かれる。
中庭のパーティーを見てからイスラム作品の展示へ。
今朝、見なかった作品をしっかり見た。
450万点以上の作品を収蔵するこの美術館の作品は見尽くすことができなさそう。
帰りはナイツブリッジまでぶらぶらウインドーショッピング。
いよいよ、明日は最後の日。

美術館に行って、
ジュリアと食事をしてナショナルシアターにお芝居を見に行く。
お土産を買う時間がないー!
 って言うか、美術館に行く前に買わなきゃ。
美術館ばかりに行ってる場合じゃないでしょ!
何も入っていない自分のスーツケースをみて
ちょっと焦ってきた。
[PR]
by endoms | 2008-08-30 08:43 | 自分の旅

ハンプトンコートの庭

再びV&Aに。
b0127538_85287.jpg


ラファエルカートゥーンとプラスターキャストを見て、
熊のプーさんとピーターラビットの原画を見ることが目的。
この美術館に来る度にため息がでる。
この美術館は好きな場所が多すぎるが、
カートゥーンとキャストコートは何時間でも過ごせる。

プラスターのキャストを欧州国家間で貸し借りする条約まで結んで、
教会や公共の建物が破壊破損される場合に備えて、そのキャストを保護しようとした。
建築・美術上で貴重な運動。
教会の塔の一部が、そのままこの美術館の中に保存・再現されている。
バイブルの物語を、文字が読めない人に理解できるよう描いたもの。
一つの画面に一つのストーリー。
あるいは巨大な円筒にスパイラルに描かれている。
聖書をもっと知っていたらもっと興味深いだろうにと、何の準備もしない。
各聖人が何を保護する存在なのか、いつも美術館に来てから思い出そうとする。

このキャストコートで目を引くのは石棺の鉄の蓋。

聖職者はパルピット、軍人は鎧をまとい、王侯貴族は,高貴な衣装で冠を戴いて。
それぞれが着ているものや持っているもの、
一緒に置かれた犬か聖書、杖。さらには衣装の柄や色。紋章。全てに物語がある。
夫婦で埋葬されている官の蓋はたいがいそれぞれが仰向けになっている。
でも一つだけ、ドイツの公国領主は違う。
石棺に置かれた夫妻はお互いの顔を見詰め合っているのだ。

見つめあった姿で、
描かれるのを望んだのはどちらどろうか?
どちらかが亡くなって、年月が過ぎる。
残されたほうが亡くなるときに望んだ姿だろうか?
この壁が話せたら と歴史的な建物にはよく書かれているが、
石棺の像が話せたら、
どんな物語を語るのだろう。

この美術館は展示の方法に現代的センスを恐れずに取り入れる。
アレッと思う斬新なオブジェやデザイン、
照明が歴史の遺産になじんでいる。
数年前は
ベアトリクス・ポターの原画などは博物館の隅っこにそっけなく置かれていた。
数は少ないが、展示の方法が改善されたので見ごたえがある。
白黒の下書き、
ドイツで作られるピーターの縫いぐるみの価格の高さを揶揄するイラスト。
本の表紙のピーターやジャマイマ。
ピーターが書かれた本の表紙や菓子缶のふた。

よく知っている登場人物の生まれたての姿に接する楽しさ。
ベアトリクス・ポターのユーモアと純真さの中に毅然とした人柄が伝わる。

あと数日でロンドンの旅も終わり。
行きたいところは まだたくさんある。
地下鉄にもすっかり乗りなれた。

b0127538_861453.jpg

もう見慣れた景色になってしまったものの多くが、数十年前、
ううん数年前に来たときもl
驚きでどきどきの連続だった。

今回はホテルも飛行場も地下鉄や汽車も
馴染んでいて、問題がなくなって
ふとした瞬間
札幌にいるのではと錯覚する。
b0127538_871936.jpg
b0127538_875413.jpg


ベルギーに行ったとき
「アー私は海外旅行してる!」と感じて驚いた。

午後はハンプトンコートへ。
ウォータールー駅からサウスイースタン鉄道にのり約40分で到着。
テームズ川にかかるハンプトンコート橋を渡るとすぐ。
ヘンリー8世の部下が贅を凝らして建てた城だったが、王様が気に入って召上げた。
b0127538_883240.jpg
b0127538_89265.jpg
ヘンリー8世は当時60数城を持っていて、それぞれの城に滞在するたびに部下や海外の公使が訪問して、時には3-4千人が滞在することもあったという。
宮廷が移動したのはその辺の食べ物を食べつくしてしまうのも一因であったという。
宮廷ではその食料を調達するのが大切な仕事で、狩をしては野生の動物を食卓に乗せていた。
食事というと基本的には肉。
多量の料理には茹でるのが一番効率が良かった。
大釜でどんどん肉を茹で上げて食卓に提供した。
油で焼いたり、火に炙ったりも。
でも、宗教的な理由で、肉食が出来ない日もあった。
金曜日は魚を食べなければならない日で、大量に仕入れ、または城内の池で飼っていた。
時には川獺などを魚と称して食べていたらしい。
チューダー朝の台所が再現されていて
実際当時食べられていた野菜の実物、肉や魚の模型が置かれている。
調理が行われていたという炭の暖炉には実際の炭が燃やされ、暖かい。

非常な数のパイ料理が行われていた。
パイは数百人の人に食事を提供するための食器であったという。
中の料理を食べたらパイ皮は捨てていたという。
なるほど、いっぺんにそんなに食器はそろわないかも。

当時は王様の食事風景は、
公的な仕事で、王様は宮廷で人気を保つために公衆の面前で食事をしたという。
王様の食事風景を見るのが、娯楽であったという。

ヘンリー8世は学問も良くし、武芸や運動にも長けて、決断力のある人物だった。
教皇の支配下から逃れ英国国教会を設立し、6人の后を娶った傑出した人物だと、どこへ行っても主人公扱いされる。
でも、この城と一番深い関係が有るだろう。
彼の狩場であり、5番目の王妃を不貞で捕まえ、命乞いの嘆願を聞き入れず処刑するためにロンドン塔に送り出した場所でもある。
(そのために、彼女の亡霊が現れる呪われた城といわれている。)

復元された庭がすばらしい。
b0127538_81039.jpg
b0127538_8103470.jpg
b0127538_8105410.jpg
b0127538_8113829.jpg
b0127538_812561.jpg
b0127538_8123889.jpg

ヘンリー8世が住んだ16世紀以降も、
幾人もの王様が住み、そのたびに庭に手が加えられてきた。
それがこの10年ほど前に、ヘンリー8世の時代の庭に復元されたのだ。
古い図面や庭師のノート、地図や発掘された溝、や植物の種などで、
昔の庭を再現していく壮大なプロジェクトだったことが
庭についての展示パネルに詳しく書かれている。
徹底して調査して、時間をかけて再現した苦労がしのばれる。
現在も40人が庭で働いているという。
[PR]
by endoms | 2008-08-29 07:38 | 自分の旅

ひょっとして 文章の最初の単語?

ビクトリア・アルバート美術館に。
去年まで改装中だった宝石のセクションに10年ぐらいぶりに。
改装中にそれぞれの宝石の背景や歴史を詳しく整理し
それから置き場所を決めさらには照明に非常に注意を払ったという。
30年の前の前々回も8年前の前回も、ごちゃごちゃたくさんおいてあるなー
きれい!
どれがどれかわからないほどたくさんある!と数に圧倒されたが
今回は展示の仕方が洗練され
それぞれの宝石が美しい姿で紹介されている。
2階建ての展示室の階段もきっと宝石をイメージして作られたのだろう。
透明ガラスの階段に青い照明。
シンデレラの魔法の世界を想像した。

それにしても、巨大なダイヤにエメラルド、サファイア,ルビーに金銀。
豪華で重厚で身に着ける人をトランス状態にさせるのでは。

宝石は強大なパワーを示すものだ。
古代から部族の長が身につけ、
宗教が強権を誇ったときは教皇や司祭が身につけ(カソリックは特に)
王様や貴族が身につけ
近代になったからは富を誇るために身に着ける
富を手に入れた人が自分や家族を誇示するための勲章

魔よけ、パワーの強化
占いに使う
身につけた人を飾り、美しく見せる
身に着けることで満足できる純粋に美的な魅力
などよりも、

美術館クラスの宝飾品にはパワーの誇示がこれみよがし。
なのではないかなー。

100個以上もダイヤを使ったブローチ
重く厚い金のチョーカー
小石ほどもあるエメラルドを何個もダイヤに組み入れたネックレス
指が折れそうなルビーの指輪
キレイでいつまでも見ていたいけど
正直、展示室をでて
宝石のきらめかない現実の社会に戻れてほっとする。
シンデレラの魔法は要らない。

午後は英国部門のボランティアによる1時間のガイドツアーを取る。
ガイドのリズさんはガイド暦1年。
美術品が社会の背景と密接に結びついていることを示しながら
自分の選んだ作品を紹介してくれる。
16世紀から17世紀の家具、タペストリー、人形、衣装
どんな暮らしをしどんな風にそれらが使われていたか
王様貴族司祭ではなく市民、(特権階級だろうが)に焦点を当てて説明してくれる。
アーこの紹介の仕方、考えの姿勢はいいなーと思う。

1時間はあっという間に終わる。

1時間後には18世紀から現代までのツアーがあるという。
もちろん参加しよう。

その間に緑のモリスルームでコーヒータイム。

2回目のツアーに日本人男性が加わった。
この美術館が作られた目的は労働者の教育です
とあったとたんに私に日本語で断定する。
そうなかー?
そんな単純な理由だけではないだろうけど、
反論しないうちにツアーが始まった。

19世紀にイギリス社会が大発展するきっかけとなった大博覧会を中心にツアーを組んだという。大博覧会、その頃の実業家の生活、ベッド、音楽室、建築様式。。
人口の爆発的増加の背景。
大英帝国の拡大。
織物機・機関車などの近代技術の出現と浸透。
歴史と社会科の上質なレッスンのよう。

ツアーの終わり頃に彼が質問をした。

ビクトリア女王が亡きアルバート公のために作ったアルバートメモリアルがどうしてゴシックスタイルなのかという質問だった。

Why did they make this monument in the GOthic style?

Why was it made in the Gothic style in that era?

Did it have soimething to do with Oxford movement?

大きな声ではっきり。
息せき切って早口で畳み掛ける言い方。
私にはすぐに理解できる日本人的だけどちゃんとした英語だった。
でも、リズも、ほかの10人も?という顔。
みんな私を見る。わー困った。
He asked why the Gothic style was chosen to make this memorial figure.

言い直すと
あー why ね。
単純にWHY?が聞こえなかっただけなのだ!

落ち着いて
I have a question. と前置きをして whyを大きくいって少し休んでから次の部分を話すとみんなわかったのだった。
それにOxford Movementって別のことを一緒に話さないで、
one at a timeに話すと良かった。

きっと教養もあって英語にも自信があるはずなのに

WHYをはっきり言わなかっただけで
理解されなかったからといって
自信を失わないでほしい。

ツアーが終わってそう言おうとしたが、
同じツアーのイギリス人が話しかけてきて
日本の文化のことを話し
イギリスの運河生活の話をしているうちに
あれっ 近くにいたはずなのに・・

いつも間にか彼はいなくなってしまっていた。

日本語では大切な語句が最後に来るから
つい最初はさらっと言ってしまう。
それにネイティブじゃないんだからあまり速く話さないほうがいい。
彼を見ていて同じ非母語話者として身の引き締まる思いがした。

いけない。約束の時間に遅れる!
パオさん宅近くの高級スーパーで
チキンのパテ、ポーンマヨネーズ、チーズ、ディル。きゅうり、ハム。
アボカド、オリーブ油漬け、スモークの牡蠣とサーモン。ビーツ。
ポテトサラダとか3種のサラダ。レタス。

いやーすみません。
こんなモンが和食じゃないんですけど・・・・

パオさん宅で”なあんちゃって手巻き寿司。”
ヘルシーで前回同様好評。
ワインもすすむ。

11時までおしゃべり。
[PR]
by endoms | 2008-08-28 08:55 | 自分の旅

ブルージュ ベルギー

ロンドンからベルギーブルージュへ日帰り。
朝6時のユーロスターで出発し
b0127538_7504533.jpg

ブリュッセルまで2時間。乗り換えてさらに1時間、合計3時間。
朝の10時半にブルージュに着き、夜7時の列車まで、ゆっくり。
世界遺産に指定されている町並みはどこも絵になる。
b0127538_751402.jpg
b0127538_7521936.jpg
b0127538_7524350.jpg
b0127538_7532281.jpg
b0127538_7541045.jpg

b0127538_865178.jpg
b0127538_872744.jpg
b0127538_875284.jpg
b0127538_89368.jpg
b0127538_892230.jpg
b0127538_894873.jpg
b0127538_8102389.jpg
b0127538_8104941.jpg
b0127538_8115755.jpg
b0127538_8123576.jpg
b0127538_8131253.jpg
b0127538_8134453.jpg
b0127538_8141491.jpg
b0127538_8144843.jpg

世界中からの旅行者のさまざまな言語が聞こえる。
昨日のシシングハーストがほとんどイギリス人だったのと好対照かも。

イギリスから大陸に渡っても景色はそれほど変わらないけど
人の感じはまったく違う。
たった一日のたびだけど、
一日だから気付くことってあるようで・・

「ここが驚き?だよ。ベルギー」

列車
1.列車が2階建て。2階を通って移動できる。
2.電車が平気で遅れる。遅れをとり戻そうとしない。
3.電車で一人だけの東洋人(私)をじろじろ見る。

トイレ
1.トイレが男女共用。
2.トイレはいちいち電気を消す。
3.ドアが閉まっていてもノックをしないでガタガタあけようとする。

それに
思ったより、普通の人は英語が出来ない。
なんかつらそうな顔をしている。
ような気がするんだけど。
国民性ってあるのかな?

運河の遊覧船はスペイン人が一番多いことを知って、船の船長さんはフランス語、イタリア語、にスペイン語でも説明。
そのたびに陽気なスペインのおばちゃんが拍手喝さい。
ホテルでも、スペイン人のおばちゃんは夜更かしで
夜中の1時ごろまでポーカーをしてる。
確実に80過ぎに見えるんだけど。
スペインのおばちゃんはすごい!

でも、そんなこともたいしたことじゃない。
何よりすごいのはユーロスター!
6時発車予定の列車が出発したのは5時56分。
4早いってあり?

しかも4分だよ。

ブルージュは
ビールがとても美味しい。
チョコレートも名物。

ワッフルもチョコレートムースも。

この旅でお土産を始めて買う。
今回はベルージュ風の家、レストラン、
美術館がミニチュアの家コレクションに加わる。
[PR]
by endoms | 2008-08-27 07:56 | 自分の旅

シシングハースト

トラファルガー広場の大スクリーンにはオリンピックが終わった翌朝には取り払われ
ネルソン提督の像に戻っていた。
b0127538_6504533.jpg


ナショナルギャラリーでポッティチェリとその弟子の宗教画を見る。
ばったり 仕事中の真弓さんと会う。

チャリングクロス駅からジュリア宅に。

去年の11月に引っ越したばかり。
いろいろ問題だらけの家らしい。
でも、前の家より広い。
b0127538_6512654.jpg


広い裏庭。
りんごの木に実がたくさんなっている。
裏庭の隣はサッカー場。
もう1軒ん、家が建つスペースは十分。
ここに一人暮らしは。
b0127538_6441342.jpg


父親の描いた絵が家中に飾られている。
建築家で数年前になくなっている。
b0127538_6444927.jpg


この家族像は皮肉。
夫婦が互いを理解するのは困難!
視線が交わらない孤独感。
彼と妻の関係もこのような斧であったとジュリアは語る。
母親は医者で、2人は香港で知り合い
当時はパーティーに明け暮れた香港のイギリス社会
帰国して、夏は長くスペインの別荘で過ごした。
晩年の父親は母との離婚を口にした。
でも、その時にはエネルギーが無く結局冷えた関係のまま結婚を継続した。
3人の娘達はほっとしたという。
母親は小さい時に母親を失い、非常に厳格な祖母に養育された。
そのため、愛情を表現することも、
愛情を受け入れることも下手な人間であった。
几帳面で、厳格で頑固で
人を寄せ付けない砦を自分の周りに作って生きていた。
父親は、それを我慢して人生を生きてきて
70代でアルツハイマーになった。
高級な老人施設に入ったが、
徘徊が始まると、ベッドに縛り付けられるやり方だった。
たちまちやせ細り、
入院後2ヶ月もしないうちに亡くなった。

母はそれから3年生きて、癌で亡くなった。
ジュリアは最初の家は両親が買ってくれた。
今度の家は遺産と前の家の売却代金から買ったという。

家の外壁を残して中をすっかり改装しようとして
大工さんや設備やサンとの関係がうまくいかず、
どこも中途半端な状態。
来年までには何とかなっていると思うというが、
台所の壁はむき出し
トイレは2個また手付かず
暖房は機能せず震えるほどの寒さ
気が遠くなる時間がかかりそう。費用も。

車で1時間でシシングハーストへ。
高速道路をひた走る。国民の祝日(バンクホリデイという)なので車の台数が多い。
まっすぐ南下して、ケント州らしい建物の続く小さな村をとおる。
シシングハーストもナショナル・トラスト。
でも家族も居住しているという。
この素晴らしい庭を作った女主人は
バージニア・ウルフと恋人関係だったのではないかといわれる。
ウルフが長く逗留したという塔の上の見張り小屋のような部屋には
彼女の使っていた日用品が展示されている。

小さな小屋の上にはヨットの帆のような白い廣造物が特徴的。
業者に売って、残りで自家製ビールを作ったというホップの発酵小屋。


b0127538_652258.jpg

b0127538_6531244.jpg
b0127538_6542913.jpg
b0127538_6551539.jpg
b0127538_656459.jpg
b0127538_6563761.jpg
b0127538_657871.jpg
b0127538_6574228.jpg
b0127538_659432.jpg


b0127538_711088.jpg

b0127538_72369.jpg


b0127538_725541.jpg


b0127538_732566.jpg
b0127538_74164.jpg
b0127538_7524.jpg
b0127538_752883.jpg
b0127538_76226.jpg
b0127538_763661.jpg


b0127538_782853.jpg
b0127538_791329.jpg
b0127538_794995.jpg
b0127538_7103379.jpg
b0127538_711984.jpg
b0127538_7113953.jpg
b0127538_7122420.jpg
b0127538_7131685.jpg
b0127538_7134066.jpg
b0127538_7142720.jpg
b0127538_7145612.jpg
b0127538_716488.jpg
b0127538_7165481.jpg
b0127538_7174750.jpg
b0127538_7182376.jpg

[PR]
by endoms | 2008-08-26 06:45 | 自分の旅

BBQ

イギリスはオリンピックで19個の金メダルも取った。
それに加えて次のオリンピックがロンドンで開催されることで大興奮。
各地に大スクリーンが設置されオリンピックが報道されていた。
b0127538_533168.jpg

ロンドンのナショナルギャラリーの前、トラファルガー広場の大スクリーンの前にもロンドン名物2階建てバスが宣伝用に置かれていた。
b0127538_5314926.jpg


中国が先進国の仲間入りキャンペーンの一環と位置づけたオリンピックをロンドンはどう位置づけるのか。 
マスコミは書き立てている。
中国に負けたくない。
強権で10年以上もかけて準備し大規模な成功を収めた中国と競い合おうとしないで独自色を出すべきだ。
肝臓癌用にロシアで開発された新薬の使用を政府が認可しないことでさえも、オリンピックと対比して論じられている。

今朝はナショナルギャラリーでモネの絵を見る。
b0127538_5341842.jpg

正午にウォータールー駅から電車で真弓さん宅に着いた。
晴れていたので、花に囲まれて庭でBBQ 。
b0127538_5415980.jpg

b0127538_5352096.jpg


テーブルクロスにシルバーウエア、クリスタルグラス。
イギリスの正統的庭での食事という。
デビッドさんが精魂込めて手入れしている庭はすばらしい。
b0127538_536765.jpg

b0127538_5365084.jpg

イチジクが食べごろ。

b0127538_5372789.jpg

葡萄は食後のデザートに。バラやアジサイに混じって枝垂れ紅葉や山茶花もある。
BBQは本格的。ポークチョップ、ソーセージ、チキン、スモークサーモンなどと赤ワイン。
ナスのホイル包み、2人が札幌の炙屋ではまったという味噌おにぎりは絶品。
デビッドさんはケンブリッジ大で工学専攻だけど、ガーデニング、料理、歴史、美術に詳しい。仕事で今年はスウェーデンに何度も行っているという。
b0127538_5425758.jpg

真弓さんはロンドンの日本語ブルーバッジガイドで、現在はナショナルギャラリーで働いているので美術とイギリス観光のプロ。
旅行が好きで、今年は夫と日本、いとことパリ、友人とイタリア、そして夫とアメリカにそれぞれ長い旅行をしてきたという。

話題は多岐にわたる。宗教と科学の共通点と相違点、
ストーンヘンジの世界遺産が疑問視されている理由。
たとえば、午後に行く予定というと、2人でハンプトンコートにまつわるイギリス史の詳細な講義をしてくれる。
なぜ、ヘンリー8世が国教会を作ったか。3つの理由がある。
ひとつは離婚。正妻に男子がいなかったところに愛人が妊娠。
男の子がいないと自分の王朝が断絶する。愛人の弧は王位を継承できない。
さてどうするか?
2つ目は税金と土地の財政的な理由。
ローマ教会が広大な土地を所有していたこと、その上で国王は教皇に税金を払う必要があったこと。
土地を取り上げて自分のものにするか,配下に分け与える。
税金を納めなくて良くなる。
3つ目はやはり国家意識。
やっと平和の時代が来て、国内が平安になったのでさらに国王の地位を確立する。1の理由とかぶるけど、土地から上がる収入を利用して部下の忠誠心を勝ち得る。

話がつきない。
4時半まで開館しているハンプトンコートに間に合わない。
まっいいか。ホテルに帰る途中でイギリスの田舎の様子が良くわかるよといった本The Farm を買う。他にも何冊かのお勧めの本。

勉強した気がする。
ブルーバッジガイドとしても研修のことも詳しく聞くことが出来た。
大収穫。

それにしても真弓さんは英語で働いているため?英語が上手くなっている!
ナショナルギャラリーで絵に囲まれての仕事は天国よ。
サリンスベリーギャラリーが個人的お勧めという。
[PR]
by endoms | 2008-08-25 05:37 | 自分の旅

ジュリアと再会


今日はロンドンでゆっくりすると決める。
大英図書館にバージニア・ウルフをもう一度聞きに行く。
シェイクスピアの最初の編纂本を見ているうちに
 そうだ 
グローブ座にいこう。 
ところがグローブ座に着くと 残念。
グローブ座のツアーはお昼で終わっていた。
土曜日だった。
隣の
テートモダンに行こうか

ところがすごい混雑。
初詣の北海道神宮?と思うほどの人。
テートの中も混んでいそう。
やめよう。

テームズに沿って歩きバロウのマーケットをあるき
教会を見て川岸に戻る。
スタバでコーヒーを買って人の流れを眺める。

さまざまな人種がさまざまな言語が流れていく。

これだけの観光客を受け入れるキャパがロンドンにはある。
歴史の好きな人にも十分面白い
お城や教会
それぞれの王様や諸侯の個性的なエピソードに彩られた歴史的建物がある。
自然が好きな人でも、
市内の大きな公園、電車・地下鉄で少しで郊外に庭園が広がる。
建築好きにもたまらない。
庭好きにも。
お芝居・音楽・ミュージカルがすきでも。
ビールやウイスキー好きにも
英語が習いたい人にも

さらには行政が
観光を産業として育てている姿勢がある。
建築の法律を強化し景観を保護し
道路わきの道にたくさん自然の木を植え、
田舎に行くと息を呑むような美しい緑のトンネルがあちこちに現れる。
景観を財産と考えるのだ。

メジャーな博物館や美術館を無料で開放し、それぞれの施設を充実させた。
網の目のように地下鉄を走らせ、
バスは24時間運行で
交通機関の運賃はカードに先払いでたくさん使うととくなシステムを導入した。

無ライセンスガイドの取締りを強化した。
さらにはガイドを音声ガイドにすることで初期投資はかかるものの
その後の管理維持を容易で経済的で信頼性のおけるものへと作り変えた。

ただ眺めるだけではなく、
実際に参加できるアクティブなまたインターアクティブな要素を多くの観光地に取り入れた。
それによって、多くの人が訪問だけでなく「経験」することが出来るようになり。
リピーターを増やしている。
海外で観光施設を見ると北海道との違いの大きさに愕然とする。

観光入り込み数のパイは小さくても、参加出来る施設を増やし、交通機関を充実させる。
サービスを真心が一番 なんてナンセンスを行政は言ってはいけない。
交通や施設のシステムとリーダーとなる人材育成作り。
真心とか笑顔ではリピーターは呼べない。
個人の努力に頼るだけの観光では発展しない。
景観の乱雑さが東洋と開き直る場合じゃない!

TBSのマクニール・レーラーは1ヶ月日本を旅行し印象をレポートする仕事をした。
古い歴史の美しい東洋の国という事前の期待を裏切った
ごちゃごちゃした醜い国だった と書いていた。

そうだよなー。
私の学生は
日本人は自然を大切にするから と好んで言う。
どんな風に?例を挙げて?
と突っ込むと答えに詰まる。

日本人に自然を大切にする意識はあると思う。
でも実行されているかは疑問。

そんなことをテームズ側でボーっと考えていた。

約束の時間になった。
コベントガーデン駅でジュリアを2年ぶりに再会。
8時からのお芝居の前に軽くインド料理を食べる。
彼女の行きつけの店マサラゾーン。

赤ワインとチキンカレーセットを頼む。
巨大なプレートにカレー。
サラダ、煮りんご、ハーブと野菜のヨーグルト、豆の煮物、ズッキーニのトマトソース、
などがずらりと並んでいる。
どれも美味しい。写真を取るのをすっかり忘れてた。

イギリスはインド料理も美味しい!

しゃべりすぎて、開演時間に遅れそう。
遅れるとは入れない。
インターミッションはない。
やばすぎでしょ。
パオさんは切符がないので劇場で待っているし。

コベントガーデンから対岸のナショナルシアターまで必死で走る。
人ごみを掻き分けてオリンピックに出られそうな ーな わけないー 勢い。
全速力で20分間走った。
馬鹿だよねーと笑いながら。

ワインの酔いと運動と満腹はもちろん素敵なナイトキャップ。

お芝居はすごく面白かったのに
バネッサ・レッドグレープは演技にメリハリがあって、
せりふも良かったのに
衣装だって上等だったのに

うーん 睡魔と闘うはめに。

・・・負けたし。。

ジュリアも同じ。
[PR]
by endoms | 2008-08-24 09:37 | 自分の旅

なーんて! ストーンヘンジ

ただ原っぱに大きな石があるだけ。
突然、何もないところのいくつかの石の前にバスが止まってここだよといわれる。
なーんだ。

ストーンヘンジってどんな感じ?って聞くと答えのおおくは
なーんだ系。

でもそんなことはなかった。

なーんてすごい!
b0127538_19174.jpg

b0127538_1921531.jpg

広大な原っぱを開発させない、出来るだけ人の目に入る構造物を置かないそんな手間と努力で
なーんにもない草原は存在している。
何の目的カを突き止めるために
周囲の広大な地域を発掘し始めたという。
今わかっているだけで
300以上の古代の埋葬地があるという。
気の遠くなるような昔の人間の遺灰を炭素分析してできるだけ詳細な年代を判定するという。
もし土葬ならDNA鑑定を継続するという。
これまで発見された遺骨には、住んでいたと推定されるケルト人以外の大陸系のDNAを持つ遺骨が3割もあったという。
しかも、自然死・病死ではないだろうと思われる変形した骨を持つ遺骨も多かったという。

聖地に巡礼したのか?
病気を癒す場所だったのか?
はるかな草原の各所が発掘。
10年後にはストーンヘンジの意味も
古代の歴史も書き換えられるかもしれない。

b0127538_1932749.jpg
さらにすごい計画の看板を発見。
世界遺産のすぐ横を道路が通るのは遺憾
だから数マイル周辺の道路は全て地下トンネルにするというのだ。
費用の点で実現は現在悲観視という。

入場料を払わなくても車からまったく普通に見えちゃう現在の状況では収入にもつながらないし。とかんぐる。
b0127538_1925083.jpg

[PR]
by endoms | 2008-08-23 18:59 | 自分の旅