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んちゃって英語ガイド

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音声面での言語習得の臨界期は生後7・5ヶ月という新研究結果!

Baby brains are taking statistics !
言語の習得の臨界期に関する新たな研究結果。
ワシントン大学のPatricia Kuhlさんの研究。

第2言語学習の臨界期はたいていは年齢と関連付けて語られる。
しかし、この研究では年齢ではなく、
母語の習得と同時に外国語習得能力が失われるという。
その変化が現れるのは生後7・5ヶ月から。
母語の習得の早い子供ほど外国語習得能力を失うのが早いという。
主に母音、子音の聞き取る力を研究しての結果。

7・5ヶ月まではどの言語のどの音も同じように聞き分ける。
その後、母語で必要とされる音だけを聞き分けるようになる。
global citizen brain から culture bound brainに変化していくという
スウェーデン語なら13の母音、英語なら8の母音、日本語は5の母音。
それ以外の音は聞けなくなる。

子供の言語習得は
自分に注目して話しかけてくれる人とのインターアクションを通して行われ、
DVDをかけっぱなしにしても
テープを聞かせてもまったく効果はないという。

だから、もしバイリンガルにしたければこの時期に
2言語で等しくインターアクションをとることだと言う。

じゃー10ヶ月をすぎちゃったら音声は駄目なのね。
いえいえ
日本人の大人を被験者にした実験の結果
母親が赤ちゃんに語りかけるように
母音をはっきり
ゆっくり発音して聞かせ練習させると音声認知能力が改善したという。

これまでの年齢での臨界説とはまったく違う画期的な研究。
ビデオの14分ぐらいから研究結果が報告される。



by endoms | 2008-10-28 22:24 | 英語 勉強する?