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んちゃって英語ガイド

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『中学英語で日本の行事が紹介できる』 



藤井亮蔵、大原正幸 エール出版社 2004年

「中学英語で紹介する日本」と言うシリーズの第1冊目。1月から12月まで12の章で、月ごとの行事を4-5点取り上げて英語で説明している。中学英語でと言っているが、使っている単語や熟語、構文などのレベルはそれよりも高いと思う。
on end, with nostalgia, be obliged to, encouragement, get the worst scoreとか。

著者も「この本は(原文のまま)、少し程度の高い表現や中学生が知らない語彙なども、いくらか含まれています。しかし、こういうものは両親か兄姉、または英語の先生などに聞いて。「なるほど、こういう言い回しをするんだな」とか、「こういう表現を使えば、英米人にも通じる英語になるんだ」と思って、そのまま覚えて自分のものにしてください。」と、最初に中学英語では書かれていないことが明記しているのだが。。

英文はアメリカ人のチェックを受けていて、文法的に間違いではないかもしれないが
少し気になる部分があった。

たとえば、スキーについてのある段落は(p41)At first I used to just go down a slope on skis but now I am in the eighth grade, I enjoy running through the snowfield for many kilometers on end. I belong to the track and field club so it’s also good for my lower body to be strong.
言いたいことはよく分かるけど、ちょっと順番を変えたらもっとわかりやすくなるのに。


「梅雨」のページにテルテル坊主についての説明がある。「We hang it(テルテル坊主) under the eves. Next day we’ll have fine weather, maybe.」
ここでmaybeを使うはメッセージの方向がわからなくなるのでは。
もっと、希望を入れて表現すればいいのにね。

なんて 読者としては勝手に色んな事を言ってしまうよね。




読んだ日 2008年2月
by endoms | 2008-03-22 22:31 | ブックレビュー