んちゃって英語ガイド

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古くて 新しい!

厚いざらざらしたマットな紙にインプリントしたようなアイヌ模様

AINU LIFE AND LEGENDS

ちょーモダン!全部英語

昭和16年に発刊された金田一京助の本。



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読んでみたくて資料検索すると札大図書館にあるという


図書館の司書は2冊あると。

ジャー 版の古いほうを とお願いすると初版本。

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すごいね~。
昭和16年。
1941年。

たくさんの写真。中にはカラー写真も。
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家の内部の見取り図はわかりやすい

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こんなものが戦前出版されていたなんて。。。

戦争の大波が日本全体を覆う 少し前だね。

海外からの旅行者に日本のことを理解してもらおうという意図で出版された
著者は日本人の専門家
全て英語で書かれている



国際観光局がインバウンド振興のために出版したものだ。
英語で書かれたこの本はどうやって戦争の時期を過ごしたのだろう。


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アイヌの暮らしと伝説
36冊が出版され2冊は準備中という。
どうなったのだろう。準備中の本は出版にたどり着いたのだろうか?
・・日本の家紋、日本の美術工業品


ところで金田一さんは
アイヌを見に行こうという外国の観光客にこうアドバイスしている

1.アイヌの人は観光客に物見遊山にこられるのを嫌がりますからその気持ちに配慮を。

2.アイヌは日本式の生活になじもうとし、すでにアイヌの伝統的な生活様式は失われているので、アイヌ村を尋ねても伝統の生活様式を目にすることは出来ない。

3.アイヌの生活様式が見たければ観光客を歓迎している近文が白老に行く事。

4.室蘭線の白老駅で降りるとアイヌの子供が長老宅まで案内してくれる。1円あげると十分。

5.白老には長老の家が3件。ガイドの案内に任せてその一軒に行くことになる。

6.白老駅前ではアイヌの絵葉書や工芸品を売っている。

7.近文に行くには旭川で降りてバスに乗る、そこからは徒歩で。

8、近文では川上コヌサというアイヌが観光客のために伝統的な小屋を見せてくれる。

9.近文では偉大な長老だった河村モノクテの孫の川村カネト夫妻が立てたアイヌ博物館がある。頼めば川村宅で宿泊も可能。

10、有料で、アイヌのダンスや歌を見られる。しかし、夏はみんな仕事で忙しいので呼び集める代金を払い、酒をご馳走するべきだ。

11、例え、代金を支払っても踊りなどを見物中に無意味に笑うことは慎みたい。
伝統工芸を見せて笑いモノになる事を祖先への面汚しとして嫌がるアイヌも多いからだ。


時代を感じさせるものもあれば、今に通じるものもある。
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by endoms | 2012-04-16 20:34