今日は雨
本当にお目の多い島だからしょうがない
居もツアーの始まり。
ルイス島を南にくだると
陸続きなのに島はハリス島。
2つの島は別々の行政組織で人柄も地質も地理もかなり異なっているらしい。
スコットランドは基本的に知床半島と同じらしい。
20億年前の大噴火でできた山の上にさらっと土が乗っている。
岩だらけの場所も多い。
キュービック監督の宇宙のシーンの撮影はこの島だったらしい。
くねくねのローラーコースターみたいな曲がりくねった道を進んで
ハリス島のツイード織職人の工房へ。
手動式の機械で手織りで原材料はこの辺の島のウール。
ランチは漁港に面した小さなホテル。
アップルサイダーと蓮華豆のスープ。
カスクのアップルサイダーは地元でしか飲めないのよ
って ちょっとうれしそうだったウエイトレスさん。
さらに南へ下って
16世紀のイギリス風の教会へ。
素朴ながっしりした冬の寒さにも耐える頑健さ。
墓所として地元の有力者が建てたけど
その人たちの墓がどこなのかは謎のままだという。
墓銘碑を読んでいくとその家族の歴史の一端が見える。
ハリス島には白い砂浜のビーチが点在する。
今日は雨でも散歩しましょうね!
ってリクエストして、ジャー砂浜歩く?
良いね~、砂浜でしかもスタンディングストーンがあるところが良いな!
う~ん それは無理だと思うよ。
って言ってながら
ジャーこの砂浜を歩こう
砂浜の先にスタンディングストーンあるみたいだよ。
ほら!
ダグ ちゃんとやるじゃん!
それにしても遠そうだね~。
丘の上にかすかに見えるスタンディングストーン。
でも、行ってみたいから!
いいよね?
ツアーの半分は降りて砂浜を歩き出すが
寒い~と残り半分以上がバスに乗ったまま。
45分で行ってこられる?
わあよかった。
時間は十分。
砂浜を歩いて丘に登る。やっぱりかなり遠いね。
上っている途中は石が見えない。
なぜこんなに石のそばに行きたいんだろう?
方向を見失い
ずーと先の
高い丘の上にでる。
ケルンが積んである。
見下ろすと
あー あった石が!
5000年以上もの時を経た石たちと対面。
この場所にいられること自体が奇跡。
この石たちに出会えたことも奇跡。
砂浜を走ってバスに戻る
あついあつい
汗が止まらないわ。
「あなたが丘に登る写真を取ったわよ。」
「どうしてまっすぐ石に歩かなかったの?」
「ずっと見てたわよ」
わっ この奇妙な「ただの古代の石」への愛着行動はバスから降りなかった人たちの格好の餌食かぁ~
まあいいけど。
石にはあなたを引き付ける何があるの?
って聞かれてもね。
自分でも??
夕方にフェリーの港へ戻り
1時間散歩、小さな雑貨屋さんでミニのティーセットを買う。
レジの若者は日本のアニメのファンだそうで
日本に行ってみたい!ってあつく語る。
こんなに遠くのハリス島で21歳の若者がnarutoだとかakiraだとか
語るのを聞いて不思議な気分。
世界は狭いね。
船はスカイ島へ。
ラウンジ席にみんな座って
スカイ島へ到着
ここは妖精の島。
B&Bは海に面した素敵な眺め
夕食は去年は混んでいて入れなかったThe Islesで。
人気があるね。3人分名前を書いて、バーでビールを飲みながら席が空くのを待つ。
30分後だよ やっと席が空いたのは。
でもその甲斐はあった。
超激ウマのシーフードプラター
今日のビールはローカルCASKのBlack Sheep
明日は最終日
エジンバラへ戻る
晴れますように!