「いや~
あそこは退屈で昔ながらの博物館って感じ!」
クラスメートがそういうので逆にメラメラ
♪博物館って 大好き!人間♪に火がついた。
よし行こう!
スコットランド博物館
入場料が無料だから期待は出来ないけど・・・
でかい!
B1から5階 全部見るには、大きすぎる。
それで
1時間のガイドツアーに参加
ガイドはドナルドさん
なんと78歳の元裁判官。
自分のこのキルトは家系に伝わる柄だと誇らしげに先祖の歴史も語る。
熱心に質問する5人の客が気に入ったのか
予定の1時間が過ぎても、
あちこち案内してくれる。
3人はイギリス人、一人スペイン人。と私。
彼にとっては全員『外国人」なんだって!
今日のガイドのテーマは
スコットランドがイギリスと抗争を繰り返してやがて1国に統合される時代。
1時間が過ぎても
終わらない。
1時間半が過ぎ
なんと
18世紀まで話が続く。
小さい声で下を向いてモゴモゴ
聞き取れないな~
でも詳しくくて面白い。
もう 2時間!
スチュアート王朝の成立までの
歴史の流れ
その歴史を作ってきた多くの人間達の姿が
彼の口からぽろぽろ語られる
「あっ もうこんな時間!
みんなが熱心に聴いてくれるからつい熱が入った!」
と時計を見て照れくさそうにいうおひげのかわいいプリンスチャーミング。
それぞれ記念撮影をしてもらって
バイバイ。
それから一人で
19世紀の工芸品の展示へ
何気なく見ると
奥の壁の突き当たりのに薄暗い照明にある
圧倒的な存在感の壁 椅子たち
「マッキントッシュ!?」
電気で打たれる様な衝撃!
これを見ただけでもう十分
建築家でデザイナーで家具工芸家で絵描き
みんなが知ってる有名な存在だいう。
なのに、私は始めて知る。
博物館の人は
「グラスゴーに行かないと彼の作品は見られないよ!」
なら
ロスリン礼拝堂に行くのをやめて行っちゃおうか?
急に思案中。
・・・授業は休んじゃおうか・・・
・・・自由時間は限られているし・・・
マッキントッシュの椅子と壁の漆喰
あまりに素晴らしい!
でも、壁画は写真にうまく取れない・・・