きっと西洋のカエデなのか
黄オレンジ色で陽に映える。
程よい輕みがいいね~。
見惚れてシャッターをカシャカシャ。
いやいや 私のデジカメはピッ。ぐらいの音だった。
北海道開拓の村の入り口で
70歳を過ぎてバリバリボランティアをしているKちゃんに。
今日は野幌原始林の観察会だという。
1時間ぐらいで見るならと
僕ならこういうルートで行くよ。
駅前旅館から蕎麦屋と新聞社。
次には酒屋
交番から左に曲がって
北海中学
ハイライトは青山番屋!
ここで熱いお茶をいただいて
帰りに
文学者の有島宅 と 明治期の通訳者福士宅
開拓使役人公宅と駅長官舎
それでおしまい。
ボランティアガイドさんと彼の勧めてくれたルートを歩く。
駆け足だったけど
北海道のバタ臭さの源流にもさかのぼれた気がした。
各建物の背景と歴史それにまつわる話
聞いてさらに面白さが増してくる。
馬が客車を引く路面鉄道があるのは日本ではここだけという。
馬車を引く馬の馬糞はきれいにしきれなくて
道路に張り付いて乾いてしまって
風が強い日は馬糞が巻き上がって
馬糞風と言われたんですよ~ とガイドさんの弁。
200人もいるというボランティアガイドさんはすごい活動的。
村に活気があるのも彼らのおかげだろう。
程よいバランスの紅葉に見送られながら仕事へ。
長いことT君と話しこむ。
最近読んだ池上嘉彦さんは彼の属する学会の会長を長く務めたらしい。
「えー会ったことなかったんですか?」
ええええっ 今月、ジョーンズ先生に聞くまで知らなかったんだよ。
会ったことなんてあるわけがないでしょ!
「根っからの神士という感じ。上品な優しい話し方ですよ。」
私の読んだ彼の本は全部読んでてやたら詳しい。
午後は、授業が一コマ。
真剣にしっかり教えよう!
そう意識しただけで、授業の進行スピードは多少早まって
あ~今までのたるみ具合は・・と反省。
出来ると信じて、きついぐらい学生を追い込むのが教師の務め
学生の英語力向上は
「教師の責任」
また一方、
教師はやる気を出させるように努力するけど、結局は学生のやる気と努力が大切で
英語力向上は
「学習者責任」と見るか
揺れ動く・・・
ちょうど良い中間点をずっと探すものか。
程よい赤さの紅葉になるのはなかなか困難だ。